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HERPのビジネス職の求人タイトルを”事業開発_○○○”にしている理由

こんにちは、HERPのCOOの徳永です。

数ヶ月前から、HERPで公開しているRevenueの求人タイトルは、すべての職種を"事業開発_○○○"と変更しました。

  • 事業開発_マーケティング

  • 事業開発_セールス

  • 事業開発_カスタマーサクセス

という具合に変わっています。

どういう意図で"事業開発_"とつけたか

ビジネス職のポジションにおいて、選考を受ける前に抱く印象と入社した後の実態において可能な限りギャップを減らしたいためです。

HERPでのビジネス職について

そもそもHERPではRevenue・Development・Corporateという3つの枠組みで採用活動をしています。
Development=開発でエンジニアやデザイナーやPdM、
Corporate=労務・総務・経理などのバックオフィスや人事や広報などを指します。

そして、Revenueというのが聞き馴染みがない人もいると思いますが、いわゆるビジネス職を指しています。具体的には、Revenue=マーケ、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスなどです。

いわゆる顧客接点を担当する職種となりますが、HERPでは顧客接点を担当しながら、企画業務をやっていくことを求めています。営業と営業企画のように分業していません。

△:顧客接点を回し続ける(ウェビナーをやり続ける、架電をし続ける)○:顧客接点を見直しできる(トークのアップデート、ターゲットの見直し)

これはサービス価値を向上させることが、会社にとって最も大事なことだと思っているからです。

実務がわかっているからこそ企画部分ができる。
なので、自分で考えて自分で試すのサイクルを可能な限り増やしたいと思い、メンバーにはそこまでを求めていますし、裁量を持たせています。

できあがった製品を売る、仕組みを回すだけではなく、仮説検証を回す・仕組みをつくることが大事だ。
顧客と一番近いビジネス職のメンバーを起点に仮説検証することで、組織としてより良いサービスの提供につながる。
顧客から得た一次情報を開発メンバーに共有し、解釈をすり合わせ、ソリューション仮説を立案し顧客に検証するというプロセスを回してほしい。

サービス価値を高められる人と働きたい, uxkong

分業することで溝をつくりたくないというのもあります。企画の方がえらいみたいな見え方になりがちですが、HERPは全員が事業のことを考えられるフラットな組織でありたいと思っています。

HERPに入社した後のキャリアはどのような感じか

HERPではフィールドセールスやカスタマーサクセスは、あくまで担当する接点が異なるというだけと捉えています。

他接点へも積極的に関与していくし、ポジションチェンジも多いです。
なので、ある職種として入社したらずっとその仕事だけをやっているわけではありません。

他の接点を理解していないと、自分が担当している接点を良いものにしていけません。他の接点業務を経験することが特定の接点での業務の品質を高めることにつながるはずなので、メンバーには自分のポジションやロールを越境していく動きをどんどん取ることを期待しています。

裁量を持って大きく事業に関われることを伝えたい

例えば「フィールドセールス」と言ったときに、単純に受注を増やしていく仕事と思って選考を受けると、期待のギャップを感じるかもしれません。

接点の実務と企画業務を合わせてやっていくので、HERPのビジネス職は自分が事業のために必要と思うことを、裁量を持って大きく実施していける環境です。

ポジションチェンジも多く、最初は顧客理解のためにカスタマーサクセスから業務を始めてもらっていることも多いし、セールスあれば、インサイドセールスとフィールドセールス間のポジションチェンジもメンバーを循環させるように行っています。

まとめ

こういった理由で、求人に書かれている「セールス」などの職種だけの書き方では、抱く印象と実際の業務内容においてギャップが生じてしまうかもしれないと思い、すべてのRevenueの求人で「事業開発_セールス」というような書き方をしてみました。

HERPのビジネス職は専門性を磨きながらも、事業に裁量を大きく持って取り組めるので、そのような環境を求めている人は是非、カジュアル面談などにお応募してほしいです。

サービス価値向上オープンポジションの求人を公開しましたでも同じような動機からオープンポジションを公開しているので、"サービス価値向上"という言葉を使おうかと思ったが、あまり一般的な言葉でないので、事業開発という言葉を一旦使うことにしました。

これらは、LayerXさんが以前、求人票でそのようにしていたことから参考にさせてもらいました(※現在はLayerXさんはそのような書き方はしていない)。

今後は現場の社員がサービス価値向上に関わっている取り組みをどんどん発信していくことで、HERPにおけるRev職種のイメージがもっと伝わるようにしていきたいと思います。

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