"成果に向かっている"エンジニアってどんな人?アワード受賞者とCOOに直接聞いてみた
今回のnoteは、入社後に3期連続でアワード受賞をしているエンジニアのkdxuさんとCOOでありプロダクトオーナーの徳さんに、バリューの体現が開発力にどう結びついているかについてお話しいただきました。
聞き手・執筆:久野美菜子(@nokuuun)
プロフィール
― kdxuさんはHERPにどのようにして入社したのでしょうか?
kdxuさん:
HERPには、2020年8月に業務委託で関わり始めました。当時はフリーランスで複数の会社から業務を受けており、学生時代からの知り合いでHERPのSREとして働いていたhiroqnから誘われたのがきっかけです。
当時は大企業の業務が多かったので、規模もフェーズも全く異なる組織での開発に惹かれました。また、大学院で言語の研究をしていたこともあって、サーバサイドの実装に関数型言語Haskellを使用しているのも面白そうだなぁと思っていました。
―スタートアップでの開発は初めてだったそうですが、どういう印象でしたか?
kdxuさん:
始めは社内で使う業務効率化ツールの開発を行い、その後HERP Hireの開発に関わったのですが、これまで少人数でプロダクトをつくる経験がなかったので、とても新鮮でした。
まず驚いたのが、エンジニアの裁量が非常に大きいこと。大企業での業務経験が多かったので、上流から流れてくる方針に従ってただ手を動かすのではなく、自分から意見や提案を遠慮なく言うことができて風通しのよさを実感しました。
互いへのリスペクトがベースにあるので心理的安全性が高く、正当な議論がしやすいカルチャーなのも当時は印象的に思っていました。
働き方は、HERPは12:00〜17:00をコアタイムとしたフレックス制で、それぞれの都合に合わせて柔軟に働いていて、それでも業務が破綻することなく上手く回っているのがよいなぁと思っていました。
―業務委託として半年強働いた後、正社員として入社されました。正社員になったのは、どういった背景からなのでしょうか?
kdxuさん:
プロダクトを開発しているうちに、プロダクトの本質的な課題にも取り組んでいきたいと考えるようになったのが一つの理由です。
HERPのプロダクトは採用ドメインなので、秘匿性の高い情報は社員に限定せざるをえないんです。群盲象を評す、という言葉がありますが情報をシームレスにキャッチすることで全体像を理解して開発するほうがよりユーザー価値につながりますし、自分としても面白いだろうと考え、正社員としてジョインすることにしました。
―徳さんは、入社当時のkdxuさんの印象と現在の印象で異なる部分ありますか?
徳さん:
本音を言うと、kdxuさんが入ってきた当初はギークな印象を持っており、技術一辺倒な方なのかなと思っていました。
実際かなり高い技術力を持っていて、エンジニアリングスキルが強いのは間違いないのですが、こんなに人を巻き込めるひとやったんや、と巻き込む力のパワフルさにポジティブなギャップを感じました(笑)。
徳さん:
プロダクト開発は不確実性高いシーンも多いのですが、そういう時でも上手く情報を集めたり知見ををまとめながら進めるとか、誰がどうやるか定義されていないものでも積極的に課題提起して「じゃあこうやって行こう!」というリーダーシップがあって、いい意味で驚きましたね。
– kdxuさん自身は、入社されてから何か変わった部分や意識されてる点はありますか?
kdxuさん:
もともと入社した頃は人を巻き込むような立ち回りをするとは思っていなかったのですが、HERPで働き始めてから、抽象性や不確定性が高いことを具体に落として推進していくところは結構得意なんだなと気がつきました。
プロダクトをHireもNurtureも横断的に見れるようになることで気づかなかった課題を発見できたり、俯瞰的に考えられるようになったのは良かったです。エンジニアとのコミュニケーションもとりやすく、人が集まって課題解決することに対するやりがいは強くなりましたね。
意識していることとしては、成果を出すためには小さく実験する、トライアンドエラーを重ねていくことを個人的に大事にしています。HERPのバリューのひとつの「やってみよう!」もそうですが、実験しやすい土壌があるのはすごくいいなと思います。
3期連続のアワード受賞の理由とは? kdxuのいない世界線は考えられない
– kdxuさんは、四半期ごとのアワードで最も受賞しているエンジニアの一人と伺っています。まずはアワードの目的と概要について簡単に徳さんに伺えればと思います。
徳さん:
アワードは「バリューの体現事例の共有による、バリュー浸透とバリューに沿った行動の促進」を目的とした表彰の会です。全社メンバーにアンケートをとり各バリューを体現したメンバーを募り、選ばれた方をみんなでお祝いしています。
実際にkdxuがアワード受賞したときの選定理由を抜粋すると、こういう感じでした。
― kdxuさんは3期連続で受賞されいるんですね。実際にどのようなことを業務で取り組んでいたのでしょうか?
kdxuさん:
やってきたこととしては、主にHERP Hireの機能開発中心に、日程調整機能、通知の出し分け機能、データ基盤整備などです。結果的にですが、主要な機能の開発にはほぼ関与しちゃってるんですよね。
「ユーザー価値ドリブン」「やってみよう」「成果に向かう」などの項目で評価してもらいました。具体的な選定理由は書いてあるのとおりなのですが、人を巻き込み、リーダーシップを持って開発推進してきた点が良かったみたいです。
―改めて、徳さんから見たkdxuさんの強みや、チームに与える影響はどういったものだと思いますか?
徳さん:
そうですね、巻き込み力や技術力の高さは先ほど言ったとおりなのですが、バリューにある「成果に向かう」を体現できているのが強みだと思います。
追求するベクトルが自分でも他人でもなく「成果に向かっている」からこそ信頼されるし、人を動かし巻き込んでいくことができるのかなと。kdxuさんがバリューを体現してくれることで、開発スピードもかなり上がり、チーム全体の雰囲気的にも良い影響を与えていることもみんな肌感としてあると思います。
ちょっといい話っぽくなっちゃいますが(笑)、実際kdxuさんの活躍を見てて、kdxuさんのいる世界線といない世界線ではHERPは別の会社になっていたといっても過言ではないです。そう思うと、会社って構成している人によって大きく変わりますし、採用が会社に与える影響ってめちゃ大きい。「採用を変え、日本を強く。」というミッションを達成する意義を改めて実感しました。
– kdxuさんが今後取り組んでいきたいことは何でしょうか?
kdxuさん:
HERPのプロダクトも、開発組織としてもまだまだ課題は多く、伸びしろはたくさんあります。人数も増えてきて開発組織の規模も日々変化しているので心理的安全性を高く保ったまま以下に組織を大きくできるか、これから入ってくれる人が気持ちよく働いて成果出せるようにできるかという点は特に注力していきたいです。
チームビルディングという意味では、ここ2Qで開発チームの中長期的な課題を全員で出す施策をやっているのですが、それは別の記事で詳しく語っているので(笑)そちらをご覧ください。
―最後にどんなエンジニアの方がHERPで楽しめそうだと思いますか?
kdxuさん:
自分のケースで考えると、チームとして課題解決するのが好きな方は楽しいんじゃないかと思います。自分もフリーランス時代はあまりチーム開発の経験はなかったのですが、やってみると意外と楽しいと気づきました。
あとはお客さんの反応がすぐ見れるのでユーザーに価値を届けたい!という方はやりがいを感じられるのではないでしょうか?もちろんHERPに入る前の自分のように、技術スタック自体に興味があって突き詰めたいギークタイプの方もいるので気になったらぜひ気軽に面談などできればと思います。
カジュアル面談歓迎!
転職の予定がない場合でも、HERPではカジュアル面談を歓迎しています。
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