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古参 ✕ 新参エンジニアが語る、HERP開発組織のカルチャーと魅力

HERPは設立から4年半経ち、メンバーも50人を超える組織に成長しました。とはいえ組織はまだまだ発展途上。とくにプロダクト開発のメンバーは急募中ですので、今回はフロントエンドエンジニアのなむさんと、 ソフトウェアエンジニアのまざっちさんのお二人に、HERPの開発の魅力や組織文化について語っていただきました。(聞き手・執筆:久野美菜子(@nokuuun))

プロフィール

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宮崎(まざっち)さん
東京大学大学院工学系研究科中退。学生時代にGoogle Japan などでエンジニアインターンを経験。HERP には 2017 年 5 月より長期インターンののち、2017 年 12 月に新卒として入社。 HERP 社内では開発だけでなくCSや採用などにも関わるなんでも屋さんをしている。(@mazamachi

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なむさん
30歳からプログラミングを始め、toCサービスを提供する事業会社を転々とした後、2021年10月にHERPに入社。主にフロントエンドを担当。(@numb_86

HERPのオープンさに惹かれて

― まずはお二人がHERPに出会ったきっかけを教えて下さい

まざっち:
大学院生の頃、学科の先輩にHERP代表の庄田さんを紹介してもらったのがきっかけです。学部生の頃から株式会社はてな、Wantedly, Inc. などでインターンを経験してきて、庄田さんと出会った当時はGoogle Japanでインターンすることが決まっていた時期でした。

元々外資ITエンジニアになりたい、とずっと思っていたのですが、Googleという大企業でインターンをしていくうちに自分が小さな歯車のように思えてしまって。より幅広い経験ができて成長できそうな環境を求めた結果HERPへの入社を決めました。
(詳細はこちら:中学からGoogleを目指していた新卒エンジニアまざっちが、設立1年のHERPを選んだワケ

なむさん:
私はいわゆる転職活動を行って2021年10月に入社しました。エンジニアとしてはHERPが3社目なのですが、2019 年の夏に前職を辞めてからはしばらくは無職でプログラミングの勉強に費やしていたので久しぶりの正社員生活です(詳細はこちら:プログラミングを勉強するために 30 代半ばの 2 年間を無職として過ごした話)。転職活動中は、6~7社並行して選考を受けていたのですが、最終的にHERPの組織文化に惹かれて入社を決めました。

―具体的にはどういった組織文化に惹かれたのですか?

なむさん:
まずはオープンなところに惹かれました。前職は、コミュニケーションの多くがSlackのprivateチャンネルで行われており、知らない間に新サービスをつくることになっていたり、逆に自分たちがどういうことをしているのか伝わらないことに、もやもやを感じていました。

HERPはむしろ逆で、オープンなチャンネルでのコミュニケーションが多く、他部署での意思決定の背景や意図がわかるため仕事も進めやすいですし協力もしやすいと感じています。

あとは転職前からTwitter 上でHERPの中の方たちをフォローしていたのですが、皆さん組織の課題に対して真っ直ぐに向き合って積極的に改善をされていて、そういったカルチャーにも好感が持てました。

まざっち:
言われてみるとそうですね。私は設立1年も経たないフェーズからジョインをしていましたが、オープンさとフラットさを大事にする文化は既にありました。「価値とか成果に向かう上で情報をクローズにする意味はないよね」という考えを持った人たちが集まって、自然に醸成されてきた文化かと思います。

社内だけではなく、社外へのオープンな発信もここ最近は心がけています。いいところだけを見せたくもなりますが理想とのギャップに繋がりますし、課題も包み隠さず共有することで、HERPのミッションでもある「オープンな採用」につながっていると感じています。

ちなみにフロントエンドエンジニアの方向けの特設サイトHELP! HERP フロントエンド では、フロントエンドの課題をまとめて公開しているので、課題起点で業務のイメージを持ってもらえるかと思います。

HERPでエンジニアとして働く魅力

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― まざっちさんは新卒でHERPに入社して、もう4年目ですね。HERPで働く魅力はどういうところにあると感じていますか?

まざっち:
自分が興味を持ったことを自由にできる/任せてもらえる環境ですね。例えば、入社してすぐの頃は開発プロセスが全然整っていなかったので、カンバン方式を導入したりスクラム導入したり、入社3ヶ月の新参者が主体的に進められました。

また、各業務を特定の職種に限定せずに、必要だと思ったことは積極的にやらせてもらえる点も魅力です。例えば、私は普段は開発をしていますが、入社1-2年目でCS(カスタマーサクセス)の必要性がでてきた際に私もCSに関して勉強しました。やはりお客様に使ってもらってこそのサービスだと思っているので、いいサービスを作る上でできることは役割を制限せずにチャレンジする姿勢を組織としても大事にしています。

なむさん:
私は10月入社なのでまだ1ヶ月しか経っていないのですが「カジュアル面談をしてみたいです」との希望をポジティブに受けとめもらい、他の方にサポートしてもらいつつも任せてもらえたのは嬉しかったですね。

あとはCSやセールスといったBizサイドを担当しているレベニューチームが頼りになるのがありがたいです。to B SaaSはいいプロダクトを開発しただけでは意味がありません。

お客様の課題を解決してはじめていいサービスとして価値を生み出すので、自分たちが価値有るものを作れば確実に届けてくれるレベニューチームへの信頼があるからこそ、安心して開発に集中できています。

― チーム横断的な取り組みが上手く言っているのは、互いの信頼関係があってこそだと思うのですが、各チームの状況はどのようにキャッチアップしているのですか?

まざっち:
Slackではもちろん日常的に情報を交わしていますし、必要に応じて会議の場も設けています。金曜のお昼に週次の全体ミーティングがあるのですが、事業の情報や開発の情報を共有するのでお互いの概観はそこで掴めるようになっています。

なむさん:
レベニューチーム側のミーティングに顔を出したり、お客様との打ち合わせに同席させてもらったり、というのも積極的にできる環境なので、よりリアルな情報はそういった場でキャッチアップしています。

エンジニア組織はまだまだここから…!!

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― 続いて開発側の状況をお聞きしたいのですが、現在はどういった体制で開発を進めているのですか?

まざっち:
現在HERP HireとHERP Nurtureの2つのサービスの開発を並行して行っているのですが、HERP Nurtureは現在ベータ版なのでHERP Hire側の方が開発メンバーは多いです。

なむさん:
まさに私もHERP Hireの開発を行っています。エンジニアは大きく分けるとフロントエンドとバックエンドで職種が分かれるのですが、人数はバックエンドが圧倒的に多くて12人。私含めてフロントエンドエンジニアは現在3人です(2021年12月時点)。

―フロントエンドのメンバーはまさに今から増やしていくフェーズだと思いますが、開発側のやりがいや課題について教えて下さい

なむさん:
エンジニアならどこの組織でもコードを書く経験は出来ると思うのですが、組織を設計し、回るようにしていくとチャンスはそう多くないかと思います。現状は、まだ創業初期からいるメンバーのコミットが必要な状況なので、持続的な開発を実現すべく、初期メンバーが抜けても自律的に上手く回る組織を作って活きたいです。

まざっち:
私はお客様の反応を直に感じられるのが一番やりがいを感じますね。CSのメンバーがSlack上でユーザーコミュニティを作ってくれているので、実際のサービスを使ってみてのリアクションを即座にもらえるのが嬉しいです。

課題としては、なむさんが言ってくれたように私をはじめ初期メンバーがコミットしている状況なのですが、私自身フロント専門でやっているわけではないのでよりフロントサイドに強みを持った方に来ていただくとプロダクトやコードの品質が上がっていく気はしています。

これから採用にも力を入れようとしているのですが、開発組織としての将来像もまだまだ明確ではない状態なので、現メンバーとも相談しつつ理想的な組織に近づけていきたいです。

―どんなエンジニアの方がHERPで楽しめそうだと思いますか?

まざっち:
価値を届けることにやりがいを見出すタイプの開発者の人にとって、HERPはとても楽しい環境だと思います。もちろん売上を上げるとか数値を追うことも大切ですが、それだけではなくて目の前のお客様に直接価値を届けることはやはり楽しいです。自分たちのサービスが、お客様の事業に成長に寄与することは回り回って日本の社会全体をよくすることに繋がるんじゃないかと思っています。

なむさん:
まざっちからもあったように「売上が上がれば何でもいい」という会社ではないのですが、それは組織のカルチャーが性善説に基づいているからだと思っています。メンバーに対しても、お客様に対しても誠実であろうとするので、そういう姿勢を大事にしたい人は合ってると思いますね。あとは手を上げれば何でも出来るので、主体的に自分で考えて課題解決したい人にとってはとても面白い会社です。

まざっち:
なむさんは入社してまだ1ヶ月ちょっとですが、どんどん課題見つけて提案してくれるのはすごいし、オープンかつフラットを大事にするカルチャーにマッチしてくれてていいなと日々感じています!

なむさん:
HERPのメンバーはオープンでフラットな関係性で成り立ってると感じていて、立場関係なく意見を伝えやすいのはとてもありがたいです。ただ最近Slackで改善点をハイスピードで伝えすぎてしまってたかも、、と反省しています笑

まざっち:
もちろんお互い気持ちのいいように伝え方を工夫する必要はありますが、忖度なくコミュニケーション取っても大丈夫!という心理的安全性はこれからも大事にしていきたいですね。

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