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プロダクト開発経験者が感じるHERPの魅力とは?エンジニアとデザイナーに聞いてみた

HERPの開発メンバーに迫ったnote企画、5回目の今回はこれまでのキャリアでプロダクト開発経験が豊富な新入社員のデザイナー清水さん、エンジニア福田さんが登場です。
選考過程や入社後に見えてきたHERPの特徴について、語ってもらいました!
(聞き手・執筆:HERP開発チーム)

プロフィール

清水(smith)
1976年生まれ。奈良県出身。給排水衛生設備士→デザイナー。
2022年3月入社。

福田(dacci)
ソフトウェアエンジニアとしてプロダクト開発を要件定義から保守運用まで経験してきました。 エンジニアリングマネージャーとしては「自律した組織づくり」をモットーにチーム・技術・プロダクトのマネジメントをしていました。再度エンジニアとしてのキャリアを積むため HERP に入社し、エンジニアとしてミッション達成に向けて従事しています。

経験豊富な2人がHERPを選んだ理由

ーHERPでは珍しく、これまでのキャリアでプロダクト開発経験が多いと聞きました。まずはこれまでの経歴について教えて下さい

清水(以下smith):
僕の一番最初のキャリアは給排水の衛生設備士、平たく言うと水道屋からデザイナーになっています。デザイナーとしてのキャリアは20年弱くらいです。プロダクションと事業会社、両方複数社での業務を経験しました。

アパレル企業でWeb事業部としてeコマース(EC)に携わったり、別の事業会社では、リアルプロダクトのデザインをやったり、POSレジの会社でデザインのマネージャーをしていた時期もあります。その後、SIerからスピンオフした会社で福田さんと一緒にプロダクト開発を1年半ぐらいやって、現職です。

お互いに話を聞いている企業の情報交換をしていて、僕が先にHERPに決まり、福田さんもHERPに入社することになりました。

福田(以下dacci):
僕は大学卒業してからずっと島根のIT企業に勤めていました。医療系や自治体向けのパッケージの開発だったり、SaaSという言葉がまだない時代に当時の言葉でいうASPの開発をしていました。

2社目で清水さんもおっしゃっていたSlerに転職し、主には、エンジニア・プロジェクトマネージャー・エンジニアリングマネージャーを経験し5-6年くらい働きました。2020年4月からは、Slerからスピンオフした会社にエンジニアリングマネージャーとして2年間出向し、その後、HERPに転職しました。

ー転職はどういうきっかけだったのでしょうか?

dacci:
直近の経歴はマネジメントが多かったのですが、マネジメントとエンジニアのバランスをちょっと修正したかったのが転職のきっかけのひとつです。今後どちらのキャリアを伸ばしたいかと考えた時に、エンジニアとしての市場価値を高めていきたいなと思いました。

一方で、マネジメントもこれまで培ったスキルとして生かしたいと思ったので、その両方が叶いそうなところで会社を探していました。

ーその中でHERPを選んだ理由はどういったところでしょうか?

dacci:
最終的に、HERPのミッションに共感したこともあり転職を決めました。自分でも転職活動をしながら、日本にはたくさんの良い企業がたくさんあるな、そしてどこも採用に困っているなと体感していました。
「採用を変え、日本を強く。」というミッションにエンジニアとして僕もプロダクトに貢献することで、日本がより良くなればいいなと思ったのが大きいですね。

smith:
僕も元々課題を感じているドメインが教育・医療・採用だったので、ミッションへの共感は大きかったです。「人」に焦点を当てた事業で社会に貢献できるようなことができないかな、と。
マネジメントの経歴が長くなってきましたが、人と企業の出会いにおいてもう少しいい体験ができれば、定着率も上がり、マネジメントもスムーズなものになるだろうという当事者的な感覚があったので、そこにチャレンジしてみたいと思いました。

ーミッションへの共感が大きかったんですね。「採用媒体」ではなく「採用管理システム」に興味を持ったのはなぜだったのでしょうか?

smith:
自分のキャリアとしてBtoCよりBtoBが長かったので、BtoBの方が向いてるだろうなと思ったのもあります元水道屋という職人だった経歴もあり、良いツールを作りたいという方にモチベーションが上がるんです。採用に携わる人たちが、「自分たちに適したツールだ」、「このツールでないと駄目だ」と思うようなツールを作りたいという思いがありました。

dacci:
僕はHERPが提唱するスクラム採用を、自分も経験していたことが大きかったですね。前職の島根支社で人事はもちろん採用担当者もいない、自分たちエンジニアだけしかいない環境で採用に携わっていたので、自分でATS(採用管理システム)に触れる機会が多かったんです。

でも、当時使っていたATSはいわゆる人事・採用担当者だけが触る想定で設計されていたので、現場のメンバーとしては使いづらい部分がありました。その経験から、スクラム採用がより実現しやすいようなプロダクトに自分自身が関わりたいなと思うようになりました。

実際HERPは今もエンジニアたち自らスクラム採用をやっているので、自分達で使いながらより良いプロダクトにしていくというのを日々やっています。

ーいいですね!自分達で使えるという環境はあまりない気がするので、モチベーションに繋がりそうです。

dacci:
そうですね、BtoB SaaSだと開発するプロダクトが自分に馴染みのない分野であることもあると思いますが、HERPの場合は今まで採用に携わってきた経験や、実際に採用をやる体験をもとにドックフーディングしながら、プロダクトに関われるのは開発をするエンジニアとしても楽しい部分ですね。

2人から見たHERPの特徴

ーHERPの選考で印象的だったことはありますか?

smith:
今までに経験した選考とは全く違う雰囲気でしたね。僕が選考する側として実際にやっていた見定めるような選考とは真逆で、「あなたがやってきたことを教えてください」という人と人との本質的なコミュニケーションをとってもらえたことが一番印象的でした。

dacci:
僕もおなじで、候補者体験が抜群に良かったです。HERPのエンジニアの選考は、事前に質問したいことをGoogleフォームで送ってきてもらえました。そして、その回答をもとに選考が進むんです。

なので面接時の瞬発力を試されるのではなく、事前に考えを整理できた状態でコミュニケーションがとれるので、体験としてすごくよかったです。リラックスして、面接を受けることができました。

実際に話したのは、「今まで組織やプロジェクトのどんな課題にどのように取り組んできたか」という話だったのですが、HERPでも同じ課題感があるのか、面接しているメンバーが本当に興味を持って聞いてもらってるように感じて、嬉しかったです。面接に出てくる現場メンバーが、候補者に純粋な興味を持って接するというのが自然にできているんだと思います。

ー入社してしばらくたちますが、どんな業務に携わっているのでしょうか?

smith:
主にサービスの一部を再設計する部分を2人で担当しています。具体的には、HERP Hireでは”選考ステップ”というものを固定のステップで定義しているのですが、柔軟性を持たせたいという声をお客様からいただいています。

一方で情報の持ち方を正しく定義できないと、お客様が分析する際にもいろいろと影響が出てしまうので、簡単に柔軟なステップに変更するわけにはいかないというのが実装上の課題です。お客様のご要望や僕らが見えていないお客様のオペレーションを、正しく反映したらこうなりそうだみたいな仮説を立てて、その仮説の検証を今2人でやっています。

僕はデザイナーとして領域を問わない活動をすると決めたので、これ以外にもヘルプセンターの再設計など細かなプロジェクトも含めて複数のミッションを持っています。

dacci:
プロジェクトの進め方は、プロダクトオーナーと一緒にユーザーインタビューをして、そこから得られる仮説をもとにユーザーストーリーを作ります。次にそのユーザーストーリーをもとに選考とはこういうものであるというモデルを定義して、そのモデルをもとにsmithさんがワイヤーを起こして、僕がエンジニアとしてそれを作るという流れでやっています。

これからのHERPをどうしていきたいか

ーここまでいいところばかり聞いてきましたが、もっとこうしていかねば!という伸び代の部分もありますか?

smith:
先日月1回のオフラインミーティングでもdacciと話していたのですが、”マンパワーが強い”という強みの裏返しで、チームプレーはまだ苦手な部分があると思います。強みと個性でそれぞれが頑張ってしまい、連携が疎かになり、組織の能力を最大化できていないのでは?と感じることもあります。連携強化と役割分担を明確にすることで成果をもっと伸ばしていけると考えています。

dacci:
そうですね。個人裁量が大きく自由がある組織だからこその悩みかもしれないですね。

それ自体はいいことだけど、僕が入社した頃には正社員数も50人を超えていて、すでに誰が何をやってるかが、手放しでわかる規模ではなくなってきていました。いつの間にかAという役割があるのに誰もいなくなってしまっているなんてことも起こっちゃうんです。誰が何を担っている・担うべきかという役割分担の透明性が上がれば、解決できると思っています。

ーなるほど。50人の壁に当たりつつあるということですね。最後に、自分だったらこれからどんなプロダクトにしていきたいという展望はありますか?

smith:
僕は美しいツールを作っていきたいですね。例えば料理人が使う包丁は造形として美しいし、機能も素晴らしい。そういうプロに愛されるツールのようなものを自分も作りたいと思っています。ここでいうプロというのは、採用に関わる人全ての人です。ビジネスパーソンというプロフェッショナルに愛されるツールを作りたいと思っています。

ーエンジニアならキーボードの『HHKB』のようなものですかね(笑)

smith:
まさに!HHKBのようなプロダクトを作りたいですね。余談ですが僕ももう人生で5枚ぐらい買ってます。無刻印シリーズとか。最高ですね(笑)

dacci:
僕はHERPのプロダクトがスクラム採用をする上で一番効果を発揮できるようなツールにしたいなと思います。

元々自分が前職で採用に携わっていた頃に使っていたATSは、この情報は閲覧できる権限を制限したいけど、ツール上でそれができないので一回ファイルをダウンロードして見せられないデータを削除してから再度展開する、だったり、分析しようと思ったらデータ加工がたくさん必要だったりとか、ユーザーとして使いづらい部分がいくつも感じていました。

なのでそのときのユーザー感覚を活かしながら、そのときの現場のど真ん中でも使っていけるような、より良い採用をしたい企業にとって使いやすいプロダクトにしていけたらなと思っています。

ーどうして2人がHERPに惹き寄せられたのかがよく分かりました。お話ありがとうございました!

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