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伸び盛りのプロダクトと一緒に成長できる。『ジョブミル』ビジネスチームのキャリアのリアルと可能性
こんにちは!HERP広報の白石です。
今回は、人材紹介システム『ジョブミル』のビジネス職の魅力にフォーカスし、7373(なみなみ)、inomami(いのまみ)、Holy(ほりー)の3人にインタビューしました。
『ジョブミル』は、β版の提供開始から1年間で導入企業数500社を突破し、2024年10月に正式リリースを迎えました。プロダクトの急拡大を牽引するビジネスチームの雰囲気を大解剖します!(内容は2024年11月の取材時のものとなります)
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並木 良太(7373)
エージェント支援領域 ジョブミル事業部 グロースマネージャー
早稲田大学卒業後、新卒でアクセンチュア株式会社に入社。大手石油元売会社の基幹システム刷新プロジェクトを経験後、製油所の3D化プロジェクトの提案からデリバリーまでを一気通貫で経験。2022年11月にHERPへジョイン後はセールス・新規事業開発・新規事業のグロースマネージャーを経験。
猪之間 麻美(inomami)
エージェント支援領域 ジョブミル事業部 セールスリーダー
株式会社ネオキャリアにて、人事労務領域のSaaSシステムの新規開拓営業マネージャーを経験。2019年にHERPに19人目の社員として入社。HERP Hireの初のセールス専任担当として2年ほど従事したのち、2023年10月よりジョブミルのインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスを担当。
堀江 亮汰(Holy)
エージェント支援領域 ジョブミル事業部 セールス・カスタマーサクセス
株式会社マイナビにて人材紹介のRA業務を経験後、株式会社ゲツラクにてベンチャー企業への若手転職を支援。24年6月、株式会社HERPに入社。ジョブミルのセールス・カスタマーサクセスを担当。
チームについて(ミッション・組織体制)
——まずはチームのミッションや目標を教えてください。
7373:ジョブミルは、人材エージェントの方向けの人材紹介システムで、ミッションとして「求職者ファーストの人材紹介をあたりまえにする」を掲げています。
これまで、人材エージェントのビジネスモデルは、「求職者にとって真に意味のあるキャリアの実現を支援すること」と、「事業の維持・拡大すること」のどちらか一方しか優先できない状況がありました。ジョブミルは、求職者の役に立ちたいと考えているエージェントが、このどちらも両立でき、エージェントが求職者に向き合うことが利益につながる世界を実現したいと考えています。
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また、HERP全体として、2023年より、企業と求職者のより良いマッチングを直接的に生み出す、マッチング領域への参入を戦略として描いています。その中で、ジョブミル事業は着実に成果を出せており、戦略を検証するミッションも担っています。
ジョブミルのビジネスチームが追いかけているビジネス成果としては、ジョブミルを使ってくださるお客様の数が増えること、そしてマッチングによる売上を上げていくこと、この2つを合わせた売上を作ることです。具体的には、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、BizOpsなどを担っています。
——チーム体制はどのようになっていますか?
ジョブミル全体では、ビジネスサイドが5人、開発サイドが6人、そして事業責任者のとくさんという体制です。その他に、業務委託のパートナーがビジネスサイドでは10人ほどいらっしゃいます。
メンバーについて(業務内容・入社理由)
——みなさんの今の業務内容や役割を教えてください。
7373:ジョブミル事業のグロースマネージャーとして、マーケからセールス、カスタマーサクセスまでを広く見つつ、事業計画に沿った営業戦略や開発チームとの連携などを担っています。実務もやっているので、プレイングマネージャー的な立ち位置ですね。
inomami:私はインサイドセールス(IS)のリーダーとして、業務委託のメンバーで構成されているISチームのマネジメントを担っています。
同時に、フィールドセールス(FS)のプレイングマネージャーとして、数値の全体責任を持ちながら、私自身も受注数・売上の個人目標を持って動いています。
あとは、カスタマーサクセス(CS)も担当していますね。例えば、残念ながらユーザーさんから解約したいというご連絡をいただいた場合、解約という判断に至った経緯をヒアリングさせていただいたり、導入時に期待していた価値が提供できているか確認したり、今後の開発予定によって解消できるものかどうかをすり合わせたり、といったことをしています。
Holy:僕の役割は大きく2つあり、1つはFS、もう1つはカスタマーサポートです。FSが業務の8〜9割ほどを占めており、ISのメンバーが取ってくれたアポから商談を行い、導入決定していただくことが一番のミッションです。
カスタマーサポートの方は、業務委託の方も含めた体制づくりを整えている最中で、業務委託の方が判断できない案件に関して、まずは窓口として受けて、社内の適切な人につなぐ役割を担っています。
——HERPに入社した理由や、現在に至るまでの経緯を教えてください。
7373:色々ありますが、プロダクトに関わりながら、自分で事業をつくるスキルを身につけたいと思ったからです。
入社時はSaaSもHR領域も未経験だったので、まずはキャッチアップのため『HERP Hire』のセールスを半年ほど経験しました。その後、元々やりたかった事業開発に近い仕事になり、HERP Hireの新市場の開拓余地検討や、新規の人的サービスの開発に挑戦しました。その後、当時立ち上がったばかりだったジョブミルチームにジョインし、事業計画の策定や、「HERP Hireユーザー求人」という大きめの新機能の要件定義・プロトタイプ実装・顧客提供に取り組みました。
2024年6月からは、事業開発ではなく売上の責任を担う現在のポジションに就いています。
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inomami:私は「どんな仲間と一緒に働くか」を重視していました。シンプルにいうと、成果を出すことに集中していて、素直で、成長意欲がある。そして全員尊敬できるような人たちと働きたいと思っていて、それがHERPにはあったんです。
HERPはまだ小さい組織でしたが、この人たちと一緒だったら会社が大きくなっても良いメンバーを集めて良い組織になるのではと思い、入社を決めました。
入社後は、HERP Hireの初のセールス専任担当として2年ほど従事したのち、ISも自分がやったほうが効率が良くできそうと思いISに転向させてもらいました。ジョブミルチームには、2023年10月からジョインしました。
Holy:僕は新卒で大手の人材エージェントにキャリアコンサルタントとして入社し、その後、従業員数10名ほどのエージェントを経験し、3社目でHERPに入社しました。
1社目、2社目で感じたのが、エージェントが求職者に対してちゃんと向き合うということがエージェント事業の構造的にまだまだできていないということでした。
例えば、求人をたくさん持っている大手のエージェントの方が、たとえ紹介の仕方が丁寧じゃなくても、やっぱりニーズが高いんです。とくに小規模なエージェントは経営不振のニュースも増えていて…エージェントってすごく世の中に必要なはずなのに、ビジネスとして改善の余地があると感じていました。それを整えることができるサービスがジョブミルだと思い、入社しました。
なので自分の職種にはこだわりがなく、ジョブミルというサービスを大きくすることで世の中のエージェントをより良くしたいという思いが強かったです。
仕事のやりがい
——仕事のやりがいについて教えてください。inomamiさんは前職からセールスとして経験を積んでいますが、ジョブミルのセールスの特徴はどんなところにあると感じますか?
inomami:良い意味で日々変化していくことだと思います。サービスとしてできることに限界があると、次第に営業先も限られてきてしまいます。前に進まない要因は組織が大きいとか、社内政治とか、開発力とか、営業側の伝える能力とか、さまざまな要因があると思いますが、そうした環境の中でずっとやってきました。
でもHERPは開発スピードが早いし、お客様の声を元にどんどん進化するんです。最初は取引先の求人を一元化できるサービスとして提供していましたが、すぐに求人のデータベースをリリースしましたし、今後もより良いマッチングができるサービスにどんどん進化していくと思います。
そうした変化を楽しみながら、プロダクトを作り上げていくことに開発のみならず営業も関わることができる点がやりがいだと思っています。
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——最近取り組んでいる、ISチームの仕組み化についても教えてください。
inomami:現在、リストの精査からコールのかけ方、コールの時間なども含め、仕事を標準化させてオペレーションを整えようとしています。
もともと私自身は、みんながそれぞれ頑張ればいいじゃない、というタイプだったんです。でも、組織が大きくなり、これまでにはなかったシチュエーションも増える中で、さらに大きな目標を目指していくためには、メンバーにどう動いてもらうかがとても重要になってきます。
自分がマネジメント側に回って、色々なケースに対応でき、かつ誰でも一定の成果が出せるような仕組みを整えることで、みんなが動きやすくなり、成果がもっともっと出るという好循環に繋がると思っています。そのための筋道を立てたり施策を考えたりすることは今までやってこなかったチャレンジですが、自分自身の成長に繋がっている実感があり、がむしゃらにやっていた頃とは違ったやりがいがあると感じています。
——Holyさんは転職エージェントからのキャリアチェンジですが、前職までとの違いはありますか?
Holy:これまでとの違いは大きく3つあります。
1つ目は、エージェントって実は一人で仕事することが多かったんです。その求職者とは自分しか関わらないということも多くて。でもHERPに入って、社内で連携するシーンがすごく増えました。例えば「こうすると一緒に働く人にとってはわかりにくいんだな」など気づくことが多く、連携しやすいコミュニケーションを心掛けるようになったのが、自分にとって大きな変化でした。
2つ目は、クライアントの意思決定まで導くという経験です。エージェントでは、求職者さんに「この企業良いですよ」とご提案はしますが、最終的に内定承諾するかどうかを決めるのは、求職者さんと企業の人事の方が担っている部分です。今振り返ると、求人紹介での簡単なおすすめしかできていなかったなと思うので、今は提案の質が全然違いますね。
3つ目は、やはり変化が大きいことです。今はプロダクトアップデートも多いし、チーム体制もどんどん変わるし、組織としてのボトルネックも変わっていくし、と変化が激しいのが面白いところだと思っています。
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——お客様の意思決定に直接関われるようになって、お客様への価値提供に貢献できていると感じることも増えましたか?
Holy:そうですね。今月ちょうど嬉しいシーンがあって。僕が受注した企業様が、「HERP Hireユーザー求人」機能によって内定承諾を決めてくださったんです。自分が商談でこの機能をしっかりお伝えすることができた結果として、マッチングが生まれて、一人の転職活動の成功まで繋がったのだと思うと、大きなやりがいを感じることができました。
また、別の企業様との商談で、新機能として「推薦補助機能」がリリースされたことをお伝えしたら、非常に喜んでいただけたことがありました。その後、ユーザーの利用データからその企業様が一番しっかり活用してくださっていることがわかって、新機能の価値を自分がきちんと伝えることができたんだなと感じられて、嬉しかったですね。
——未経験で入社して、苦労したことや工夫したことはありますか?
Holy:前職まではキャリアアドバイザーという肩書きで、企業の人事とも求職者とも仲間感を醸成することが難しくなかったのですが、営業だとまずは信頼していただくことから始まるので、相手と同じ方向を向くことの難しさを最初は感じました。
そこで、自分自身がエージェント時代にしんどかった経験を積極的にお話しするなど、素直なスタンスを心掛けるようにしました。また、ついビビってしまって踏み込めないことがあったんですが、7373との1on1などを通して振り返った結果、めげずに折れずに一緒にクライアントのことを考え続けるという姿勢に変わってきているかなと思います。
——素敵な変化ですね。7373さんも、現在の仕事のやりがいや難しさを教えてもらえますか。
7373:やりがいは、事業立ち上げのダイナミズムの真っただ中に身を置けることだと思っています。
ジョブミルはβ版をリリースしてまだ1年くらいなので、メンバーもまだ少なくて自分の影響力が相対的に高い。だから本当に自分次第で事業を伸ばせるんです。逆に伸ばせない可能性もあるし、それも含めて自分の影響力や干渉範囲が広いことが面白いなと思います。
例えば、事業開発として立ち上げた「HERP Hireユーザー求人」機能をフックに受注が決まったり、機能の活用により売上が上がったりしていて。引き継いでくれたメンバーが頑張ってくれている前提はありますが、やったことが成果に直結してインパクトが出せているのを実感できます。
他にも、先週やってみようと決めた新プランが今週には形になって、あとは売るだけという状態になっていて、こうしたスピード感が面白いところだと思いますね。
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ジョブミルのビジネス職の魅力(キャリアパス・働く環境)
——ジョブミルのビジネス職の魅力はどんなところにあると思いますか?
7373:ジョブミルは、0→1、1→10、10→100でいうと1→10のフェーズなんですが、このフェーズの新規事業の魅力はやっぱり、良くも悪くもカオスなところです。HERP Hireと比べても役割が明確に決まっていなくて、自分の仕事が1つの職種に閉じることなく、色々なところに手を出していけます。
だからこそ、一般的なSaaSのThe Modelを全部経験できるんです。FSもISもCSもマーケも経験できる環境なので、仮に次のキャリアで他社に行くことになっても、全部やったことがあるというのは非常に良いキャリアになると思いますし、大きな魅力だと思います。
あとは、メンバー同士の距離が近いので、密にコミュニケーションを取って進めていくのが好き、チームプレーが好きという人にとって良い環境だと思いますね。フル出社というルールはないんですが、結構出社しているメンバーが多いです。
——チームづくりのための取り組みにも力を入れているイメージです。
7373:開発も含めたチーム全体で、お互いのキャリアの深掘りやどんな価値観かを知るために、ストレングスファインダーを受けて勉強会のようなことをしていましたね。他のプロダクトのチームも真似して取り入れてくれています。今は、チームスポンサーという役割を置いて、チームの状況や課題について気づいたことをシェアしたり相談したりする会を定期的に行っています。
inomami:出社しているからサクッと声をかけやすいよね。
7373:そうだね。キャッチアップのためにも、入社してからしばらくは出社のほうが良いと思っていて。Holyも出社してくれたからこそ、このスピードでの立ち上がりが実現したと思う。
inomami:私は前職もずっとカオスな現場だったんです。でも、HERPに入って、メンバーが代わるとカオスでもちゃんと成果が出せるんだなって実感しました。
HERPはカオスの中にあっても効率化や整備ができる人がいるので、カオスから脱却するスピードも速くて。カオスな状況を打破してうまくいって、また新しいことに手を出すからカオスになる、という。カオスを乗り越えるスピードも速いからカオスの中でもレベルが高いカオスっていう感じ(笑)。だから、それを崩したくないなというのは強く思いますね。
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Holy:何か問題を発見した時にその問題を解決するだけではなく仕組みから変えようという考えが強い組織だと感じます。カオスだけど、どんどん整えられていく感覚がありますね。
こんな方と一緒に働きたい
——今後チームをどんな組織にしていきたいですか?
7373:自律的に正しくやり切る組織にしたいと考えています。
ジョブミルはまだ立ち上がって1年ほどの伸び盛りのプロダクトで、チームメンバーの役割も他事業部と比べて明確に切り分けられていません。なので、顧客への価値提供や事業成長を目指して、今やることを自分で考えて動くことが求められます。
自律的に動くためには、状況を正しく捉えることが必要で、そのためにKPIモニタリング基盤の構築にかなり力を入れています。そのデータを見て、自分で正しいアクションを設定して、やり切ることで、最大限の成果を生めると思っているので、そうした組織にしていきたいです。
——最後に、どんな方に仲間になっていただきたいですか?
7373:まずはオーナーシップを持てる方ですね。ラストマンシップとも言えるかな。自分の仕事に関して、最後の砦は自分だというふうに考えることができる方です。
あとは、最短のコミュニケーションを取れる方。例えば、直接聞けば早いのに、遠回りして他の人に聞いたり、自分で調べるにしても長い時間かけていたり。そういう人は成果に向かうためのスピード感が合わないかもしれません。
inomami:私は着想がある方に来ていただきたいです。今の課題として、現状のサービス機能でリーチできる層にはある程度リーチできていて。さらに広げるためには新しいアイデアを持ってきてくれる方がいたら嬉しいです。ストレングスファインダーでも、ビジネスサイドには着想のある人がほぼいないんですよね(笑)
Holy:HERPの6つの価値観に共感できる方が合うと思います。僕自身まだ足りない部分もありますが、特に「ユーザー価値ドリブン」と「成果に向かう」は大事だと思っています。
——3人のお話を聞いていると、お仕事内容や役割が変化することや、新しいことにチャレンジすることを心から面白いと思い、楽しんでいるのが伝わってきました。これからもジョブミルのプロダクトとチームの進化が楽しみです。本日はありがとうございました!
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今回の記事で、少しでもジョブミルのビジネス職の特徴やカルチャーが伝われば嬉しいです。ご興味を持っていただいた方は、ぜひ下記からご連絡ください!