【新卒インタビュー】デザインから実装まで。ユーザー価値を上流から考える|デザイナー/フロントエンドエンジニア 小林 政貴
HERPでは、新卒採用やインターンの募集を積極的に行っています。
創業初期からさまざまなメンバーが新卒やインターンとして入社し、活躍しています。
今回は、2024年に新卒として入社した小林政貴(@mkobayashime)に、入社した経緯や仕事のやりがい、HERPに新卒で入社する魅力について聞きました!
自己紹介をお願いします
24卒の小林 政貴です。24卒ではありますが、大学1年からインターンをしていたので、社歴だと5年目になります。
職種はUI/UXデザイナーですが、フロントエンドエンジニアと半々で、ニーズに応じて行き来している感じです。将来的にはデザイナー側のキャリアを伸ばしていきたいと思っています。
大阪出身で、筑波大学への進学で関東に来ました。大阪弁が出ないので、出身を伝えると意外だと言われます。趣味は、最近だとボルダリング。社内でも流行ってますよね。
担当している業務内容は?
採用管理システム『HERP Hire』の開発組織に所属しています。そこで、デザインをしていたり、エンジニアっぽい動きをしているときは機能の実装をしていたり、という感じです。
いつからデザイナーを志すようになりましたか?
デザインを始めたのは中学の頃で、Webではなく印刷物のグラフィックデザインから始めました。だんだんWebサイトを作ったり、実装したりするようになってエンジニアっぽいこともするようになっていきました。半分趣味なので、そのまま仕事になったという感じですね。
HERPとの出会いを教えてください
デザイナーインターンをされていたSallyさんから紹介を受けてリファラルで入社しています。
Sallyさんとは高校時代に出会っていて。当時、神戸大学でフリーペーパーの制作やWEBサイトを制作/運営している団体に所属して、デザインを担当されていたSallyさんが、僕がデザインした文化祭のパンフレットやWebサイトを見て、話そうって声をかけてくれたのがきっかけです。
筑波大学に進学して、どこかでインターンしようかなって考えていたときに、SallyさんからHERPのことを教えてもらったんです。HERPのつくばオフィスはランチがタダだからおいでよって誘ってもらって。
当時、情報系学部が強い大学が近くにあるつくばや京都に開発拠点を持ち、若手人材の育成に取り組んでいました。まさに自分もその一人だったと言う感じですね。
どこに魅力を感じましたか?
一番魅力に感じたのは、デザインも実装もできる環境だということです。
僕の場合、デザインがしたいけど、デザインだけじゃなくそれを実装するところまでやりたいので、両方できる環境がいいなと考えていました。デザインの会社だとデザイナーが実装まで担うことは少ないだろうし、大きな企業だとデザインと実装は担当が別で、どちらか一方しかできなさそう。なので、両方やれる環境があるとしたら、スタートアップか小さめの会社になるのかな、ということはもともと考えていました。
たまたまご縁で誘ってもらったHERPでしたが、まさに両方できる環境であったこと、あとランチが魅力で入りました(笑)
入社してみると、期待通り実装まで責任持ってデザインさせてもらえる環境でした。あと、僕の場合、デザイナーとしての背景はグラフィックデザインで、SaaSのデザインは経験がなかったのですが、少しずつ勉強させていただきながら挑戦できる環境がありがたかったですね。
入社後に意外だったことや驚いたことはありますか?
ふたつあって、ひとつはSaaSのデザインそのものに対してイメージががらっと変わったことです。
SaaSやアプリケーションのデザインは経験がなかったんですが、アプリケーションデザインって、なんというか、定石のようなルールやデザインシステムがあり、それに従うと自然とできあがるもの、みたいなイメージを持っていたんです。
だから、例えばポスターのグラフィックデザインと比べると、デザイナーが悩んで決めることは少なそうだし、そう考えるとアプリケーションデザインは率直に言うとあまりおもしろくなさそうだなって思っていました。
でも実際やってみたら、当然そんなに簡単ではなくて。画面上の平面のビジュアルを考えるのはデザインのごく一部でしかなく、どういう機能を作ると将来的にどうユーザーのためになるのか?という上流工程から考える必要がある。そこが難しくて、おもしろいんです。
さらに付け加えると、HERPのメインプロダクトはtoB SaaSなのでユーザーさんとの距離がすごく近く、毎日のようにリアルなフィードバックが得られるのも新鮮でした。グラフィックデザイン、特に印刷物では完成して初めてエンドユーザーからフィードバックを得られるのが当たり前ですが、アプリケーションの開発はまだ100%完成ではない段階でまず出してみて、フィードバックをもとにそのまま進めるのか軌道修正するのか検討する、というのを日々繰り返します。そういうわけで、なんならユーザーさんに直接聞きに行くようなこともできる距離感はすごく魅力的なんです。
このアプリケーションデザインのおもしろさ自体が、ポジティブなギャップでした。
ふたつめは、組織の透明性ですね。大学1年でインターンとして入社してそのまま社員になっているので比較対象がないのですが、おそらく、かなり透明性が高い会社だと思います。
僕が入社した頃はまだ社員数が20人くらいだったので、まだ会社としてもそのくらいの規模だとなんでも共有している状態は珍しくないかもしれない。でもその後、社員が増えて事業部が増えても会社が大きくなってきても、意思を持って透明性が保たれていて、これはすごいことなんじゃないかな、と思っています。実際に、1on1の議事録が社内で公開されていたりします。
あと、組織という視点で付け加えると、事業だけじゃなく、自分たち自身の組織文化に対しても真剣な会社だと思います。事業フェーズが変わったり人が増えたりすることによって、この文化ってどうなの?って疑問が提示されたときに、「うちはこういう組織文化だから」みたいな前提から入らず、ちゃんと内省して、変えるべきところは変える。これができていることが実はけっこうすごいと思っています。
どんなことにやりがいを感じますか?
アプリケーションデザインのおもしろさの話と重複しますが、見た目を作るだけではなく、どういう機能を作るとユーザーさんのためになるのか、ユーザーさんの課題を解決できるのか、という根底の部分から考えていけることですね。自社製品のデザインをメインで受け持っている形なので、そこにある重みのようなものも含めてやりがいだと思います。
とはいっても、まだまだスキル不足だと感じることも多いので、知見を増やしてスキルを伸ばして、事業開発にメインプレイヤーとして関われるようになりたいと思っています。
新卒入社の方にとって、HERPの魅力はどんなところにあると思いますか?
HERPのフラットな組織と空気は、新卒やインターンの学生にとって力を発揮しやすい環境だと思います。上下関係はほぼないので、圧力みたいなものは感じたことがないし、年齢や社歴に関係なく成果につながることであればなんでも受け入れる風土。立場に関係なくお互いにストレートに伝え合う文化であることも。
新卒採用が大勢いるような会社ではないので、受け入れ体制が完全に整っているとは言えないですが、各チームでの親身なオンボーディング体制はあります。
HERPにはどんな人が向いてると思いますか?
エンジニアの場合、技術に対して真剣に向き合っているメンバーが多いので、吸収できることは多いはずです。そして、真剣であることにこだわりを持っている人が、ストレスを感じにくい環境だと思います。
当社のデザイナーに向いている人を挙げるとすると、SaaSやアプリケーションのデザインに興味があるというのは前提になるかなとは思います。アプリケーションデザインはグラフィックやWebデザインのような分野ほど見栄えがしないため、デザイナー志望の学生さんには興味を持ってもらいにくい分野かもしれないのですが、意外とけっこうおもしろい世界ですよ、というのは言いたいですね。
でも、率直に言うと、デザイナーの数は多くなくて、社内にロールモデルが少ないので、そういった組織で自分がロールモデルになっていくぜっていう気概がある人には向いていると思いますが、逆にそうじゃない人には向いていないかも(笑)
どんな人と一緒に働きたいですか?
一緒に働きたいのは「HERPのカルチャーにフィットする人」。具体的な言葉で言い換えるなら、カオスを楽しめる人、成果に向かえる人、ATI(※)がある人。
採用業務支援領域の事業について、誤解を恐れずに言うと、既に洗練されていて完成という状態ではなく、技術的な負債を抱えていたり、イマイチなデザインもたくさんあります。徐々に返済して、もっとイケてるサービスにしていこうというフェーズなので、それを一緒におもしろがって取り組める方をすごく求めています。
メッセージ
事業成果やユーザーさんの利益につながることに純粋に向かっていて、既存社員だから、新卒だからといったヒエラルキーがない会社です。まだ大きな組織ではなく、自分の動き次第で製品が大きく変わっていく可能性がある環境なので、当事者意識を持って、自分の力を活かして良い製品を作っていきたい、そう思っている方にはぜひ来ていただきたいです。
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