【新卒インタビュー】「自分のため」から「ユーザーのため」へ。新卒3年目で事業責任者になった私の挑戦 | HERP Careers 事業責任者 関 剛夢
HERPでは、新卒採用やインターンの募集を積極的に行っています。創業初期からさまざまなメンバーが新卒やインターンとして入社し、活躍しています。
今回は、『HERP Careers』事業責任者の関剛夢(せきたけむ・@Sign0317)に、入社した経緯や仕事のやりがい、HERPに新卒で入社する魅力について聞きました!
自己紹介をお願いします
22年1月入社の関 剛夢です。スタートアップ・ベンチャーに特化した求人媒体『HERP Careers』の事業責任者をしています。
千葉県出身で、学生時代はアメフト部のキャプテンをしていました。アメフトは今も趣味で続けています。
現在担当している業務内容は?
HERP Careersのプロダクト開発全体を見ながら、開発方針やビジネス展開を考える仕事をしています。
HERP Careersは、まだ開発の途中段階にある新規事業です。市場にどう価値を提供していくかを試行錯誤しながら進めているフェーズなので、日々やることが変わります。
学生時代〜就活を教えてください
東京大学工学部で、工学の基礎からプログラミングまで幅広く学びました。ただ、正直に言うと、学業よりもアメフト部に打ち込む時間のほうが長かったです。練習時間以外にも、筋力トレーニング、MTG、ビデオ研究、食事とやる事が多く、それぞれの取り組みによって自分のプレーが変わっていく楽しさで学業以上に熱中していました。
就職活動については、部活が一段落するまではほとんど考えていませんでした。部活が終わってから「さて、どうしよう」と思いながら、友人とアプリ開発に取り組んだり、先輩に話を聞きに行ったりしていました。サービスをゼロから作ることや、アイデアを形にするプロセスは面白そうだなと感じていたので、自然と「サービス開発の仕事って楽しそうだな」という目線で世の中を見始めました。
HERPとの出会いを教えてください
当時、Meety(現在のPitta)でいくつかスタートアップを見ていて、その中でたまたま取締役のとくさんが出していた「友達と会社やるってどんな感じか話します」というユニークなテーマが目に留まり、おもしろそうだったので話を聞かせてもらいました。それがHERPとの出会いです。
実際に話してみたら、HERPが目指している世界観や組織の雰囲気に興味を持ちました。「採用の在り方を本気で変えたい」という強い思いに熱量を感じましたし、それでいて浮足立たずに足元の事業課題と真剣に向き合っている堅実さも感じました。場合によっては相反する「熱意」と「冷静さ」が共存しているというか、「冷静さ」が「熱意」を支えているからこそ、理想論で終わらない蓋然性を感じたんです。
他社にも話を聞いていましたが、この点で一番ピンときたHERPに惹かれてインターンを始めたのが2021年12月です。最初はちょっと試してみようくらいの感覚だったものの、気づけば没頭していて、そのまま社員として2022年1月に入社しました。
HERPのどこに魅力を感じましたか?
メンバー全員がユーザー価値を真剣に考えていて、仕事のベクトルが「自分」ではなく「ユーザー」や「社会」に向いているところです。
私自身、最初は「なんかすごいことをやりたい」という動機が強くて、「自分がやりたいから」という視点しか持っていませんでした。
HERPのチームは、常に「ユーザーに本当に価値があるのか」「このサービスで社会がどう変わるのか」を議論の中心に据え、ユーザーや社会に役立つものを作り続けようとしています。その高い視座こそが、私が最初に感じた「熱意」と「冷静さ」の両立を支えているのだと思いました。あふれる熱量を原動力にしながらも、ユーザー視点を踏まえた冷静な検証によって具体化を図っている。
最初は「なんだか面白そうだな」という漠然とした興味だったのですが、そうしたみんなの姿勢を目の当たりにするうちに「自分も誰かのために力を尽くしたい」という気持ちに変わり、いい意味で価値観を揺さぶられました。
入社後の仕事内容を教えてください
まずは採用業務のサポートをしながら社内のツールやカルチャーを学び、その後HERP Hireの一部機能の開発ファシリテーションを担当しました。その後は新規事業検討チームでアイデアを練ってみたり、HERP Hireの営業チームで企業様に提案活動をしたりと、短期間でいろいろな経験を積ませてもらいました。
印象に残っているのは、ある案件に対してカスタマーサクセスのメンバーと議論になったことです。
当時サービスの導入提案をするセールスだった私と、導入後の活用を支援するカスタマーサクセスとの間で、ある企業への導入提案をめぐり意見が対立したことがありました。セールスとしては「もっと多くの企業に導入してもらい、会社を成長させたい」という思いが強い一方で、カスタマーサクセスとしては「サービスの導入企業には確実に価値提供したい」という思いが強かったからでした。
それぞれの主張があり、議論は白熱しましたが、その中で「目先の企業に確実な価値を届けることと、会社が成長することで将来的により多くのユーザーや社会に価値を提供していくことの両立が必要である」ことと、「そのために優先順位のズレや難しい調整が生じるのは仕方がないので協力して都度乗り越えていく必要ある」ことが分かってきました。そして、最終的にはチームとしての協力体制をより強固にしていくことができました。
この出来事は、「ユーザーへの価値提供を最大化したい」という思いがチーム全員に共通していることを再認識するきっかけとなり、結果的にそれまで以上にお互いを信頼できる関係になれたことが大きな収穫でした。
改めて、「ユーザーのために」というベクトルに全員が腹落ちしているからこそ、難しい問題が生じても協力しながら挑戦し続けられるんだと実感しましたし、ユーザーに向き合う姿勢を軸にすることで良い仕事が生まれていくんだと改めて学んだエピソードですね。
どんなことにやりがいを感じますか?
サービス改善を少しずつ積み重ねて、実際にユーザーさんから喜びの声をいただいた瞬間ですね。例えば最近だと、SNS上で自社のサービスを褒めてくれている投稿を見つけたときはやっぱり嬉しかったです。
企画段階のブレストや「こんなことやろうぜ」と盛り上がる時間も好きですね。四半期ごとに行われる全社キックオフでは、普段リモートのメンバーも含めて多くの人がオフィスに集まり、「こんな成果が出た」「でもこんな課題がある」「じゃあ次はこれをやろう!」と一体感が高まる場面がありました。みんなで力を合わせて前進している実感を得られると、自然と「もっと頑張ろう」と思えますね。
HERP Careersの展望を教えてください
HERP Careersは、HERPがこれまでカバーしきれなかった領域を新しいアプローチで切り拓き、採用の在り方そのものを一歩先へ進めるポテンシャルを秘めたサービスだと考えています。具体的には、企業が人材を採用するプロセスだけでなく、その前段階である「人と企業との出会い」や「新しいキャリアの可能性との出会い」にアプローチしています。
より精度の高いマッチングを生み出すための仕組みづくりにも力をいれてき、最終的には、質の高い転職活動を時間をかけずに行える状況を作りたいと考えています。転職しようと決めてから転職活動を始めるのではなく、常日頃から情報収集や転職活動ができる状態を作ることで、今以上に自身のキャリアに向き合えるようになると思っています。
結果として、「転職しない」ことも主体的な選択肢になるはずだと思うんです。ひいては、それが個人の幸せにもつながるし、企業の成長や社会の発展にもつながる。
単なる転職支援サービスの枠を超えて、個人のキャリアや人生の支援にまで価値提供を広げていきたい、というのが私たちの思いです。
私自身「自分の仕事がきっかけで社会が少しでも変わったと言えるようになりたい」という野心を持っていますが、HERP Careersはまさにその挑戦の舞台です。まだ世の中に出ていない機能やアイデアをどんどん形にして、新しい当たり前を創りたい。そうして、「人と企業が適切なタイミングで巡り合い、それぞれの挑戦が進んでいく」、そんな世界を実現できればと思っています。
新卒入社の方にとって、HERPの魅力はどんなところにあると思いますか?
繰り返しになりますが「ユーザーと本気で向き合う」姿勢が浸透しているので、それを当たり前のように学べるところだと思います。
自分自身も、はじめは「やりたいことを自由にやる」感覚が強かったのですが、「誰が喜んでくれるのか」を一番に考える思考が自然に身についてきました。価値観やマインドは、日々一緒に働く人から自然と影響を受けるものだと思うので、企業選びの重要なポイントになるのではと思います。
そして、今のHERPはこれまでの仕込みの時期を経て、まさにこれから急成長しようという段階です。その分、組織も大きく変わっていくことが想定されるので、仕組みづくりや新しい取り組みに挑戦できる余地が大きいです。新卒でも重要な意思決定に関われるチャンスが多く、濃い経験が得やすい環境だと思います。
HERPにはどんな人が向いてると思いますか?
まだ答えのないことを自分たちで決めたり、世の中にないものを作っていく過程を楽しめる人ですね。「解けるかどうか分からない課題にまず飛び込んでみる」ことに楽しみを感じる人は、HERPの環境に向いていると思います。
また、ユーザーや社会の役に立つサービスを生み出したい人。自分の仕事で人の役に立ちたい、社会に何かを残したいという思いがある人には、HERPはぴったりだと思います。
個人的には、それらに加えて、何らかの野心を持っている人とも一緒に働きたいです。
メッセージ
学生のうちは、できるだけ多くの人と会って話してみるのがいいと思います。就職に直接つながらなくても、そうした対話の経験が必ず自分自身の深みになるはずなので。もしHERPに興味を持ってもらえたら、ぜひ一度お話しましょう。
HERPに興味を持っていただいた方は、以下よりご連絡ください!