マガジンのカバー画像

HERP Profession(事業・業務)

40
HERPの事業やプロダクトづくりに対する想いや取り組みをお伝えします。
運営しているクリエイター

#HRtech

なぜHERPはリファレンスチェック事業を始めたのか?HERP Trustが描く採用とキャリアの未来

株式会社HERPでオンライン完結型リファレンスチェックツール『HERP Trust』の事業責任者をしている若山です。 HERPは2024年3月に「Parame Recruit」を事業買収し、新たにリファレンスチェック事業を開始しました。 事業運営が安定し、今後さらに体制を強化していくこのタイミングで、なぜHERPがリファレンスチェック事業を始めたのか、そして『HERP Trust』のサービス提供を通じて何を目指しているのかについて書きたいと思います。 HERP Trust

新規事業『ジョブミル』を正式ローンチ マルチプロダクトに挑戦するHERPのイマ

1年半ぶりのブログです。 この1年半新規事業開発(ジョブミル)に8-9割自分のリソースを割いて、潜っていました。 昨日ようやく正式版提供開始のプレスリリースを出せました。 HERPに興味を持っている求職者の方やHERPのことを知っている顧客や知人の皆様向けに、会社のイマやジョブミルの今後を書きます。 人材紹介会社向けのサービス『ジョブミル』の正式版を提供開始しました2023/3からサービスの企画を始めて、半年後にβ版を提供開始。さらに1年経っての正式版の提供開始となりました

HERPの技術組織が「決められない」から脱却するために。今までとこれからの道のり

HERPの開発組織では、オープンでフラットな文化が根付いています。一方で、プロダクトが成長し、開発規模も大きくなるとフラットな議論だけでは解決できない課題も出てきました。そこで2024年4月から、「エンジニアリング組織」を立ち上げ、そのリーダーとしてtaketo957(たけと)が就任しました。なぜ開発組織にリーダーを置くのか。現在どんな課題に向き合っているのか。taketo957とHERP代表の庄田が語り合いました。 (聞き手:宮﨑章太(まざっち) HERP ソフトウェアエ

なぜHERPは、プライバシーポリシーのひな形を無償公開したのか。

HERPは、2023年5月22日に「オープン採用ポリシー」という、どなたでも無料でご利用いただけるプライバシーポリシー規定のひな形を公開しました。 このnoteは、HR・採用領域のSaaS企業であるHERPがなぜプライバシーポリシーのひな形を作り・公開したのかを、プロジェクトオーナーである私:西村(sai-sonと社内では呼ばれています!)から課題認識とともにお伝えしたいと思い、まとめたものです。 また、これからの採用に必要となるプライバシーポリシーの要素と、オープン採用

カスタマーサクセスとして真に意味がある支援プログラムをつくるための3つのポイント

2022年1月からHERPにジョインしているtaroです。入社してCS(カスタマーサクセス)として働き10ヶ月になります。 前職ではマーケティング領域でコンサルティングを経験していたこともあり、CSとしてより顧客への提供価値を高める取り組みに直近半年取り組んできました。具体的には、ハイタッチ支援の新規価値創出 および CS組織として活用できるプログラムへの仕組み化 です。 取り組みを進めていく中で、新しい価値をn=1で生み出す難しさと、さらにそれを仕組み化してスケールさせる

リクルートCEO出木場さんと話して感じたこと

出木場さんと話して学んだことを、自分のためにテキストでまとめながら、これはもっと広く伝わった方がいいことだなと思ったので、今回ブログとして書いてみます。 本エントリーの私のスタンスとして、起業家の目的は人それぞれで、何が正しいという立場の議論ではないということをまずここに書いておきたい。上場をすること、売却をすること、調達をすること、それぞれとても意義深いことで否定されることでは絶対にないし、何より会社経営は個人の意思と個人の価値観で進むものであり、それは絶対に否定されるも

HERPのミッションを”採用を変え、日本を強く"に更新しました ~シリーズB調達によせて~

本日、シリーズBの資金調達を発表させていただきました。これまで力強くご支援いただき、今回も我々に賭けていただくDNX Ventures/DCM Venturesの皆様、そして今回新たにご一緒させていただくことになりました、株式会社マネーフォワードの皆様、改めましてありがとうございます。 そして、このシリーズBの調達に併せて、弊社のミッションをアップデートしました。このミッション変更について今の気持ちを強く刻むためにも、社員と改めて思いを一丸にするためにも、そして多くの方々に

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - CaptivateIQ(no-code sales commission platform)

欧米のHRTechサービスを研究し、日本での可能性についても示唆を得ようという本企画。第四回はインセンティブ自動計算サービスのCaptivateIQをチェックしていきます。給与計算におけるインセンティブの計算に特化したSaaSソフトウェアです。単体SaaSとしては日本にまだないサービスだと思うので、日本での展開を妄想する題材として適切かと思い、このサービスを取り上げてみました。 前回同様少し古いですが、CaptivateIQのコンセプト動画をこちらで紹介しておきます。 <

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - Lattice(The People Management Platform)

欧米のHRTechサービスを研究し、日本での可能性についても示唆を得ようという本企画。第三回はタレントマネジメントサービスのLatticeをチェックしていきます。タレントマネジメントサービスは社内の目標管理・個々人のパフォーマンス管理・1on1の管理等、組織戦略全体をマネジメントするためのサービスです。Latticeはリモート環境でもスムーズな組織戦略を実行できるというメリットを訴求しコロナ禍において利用企業を拡大しています。日本においてもメジャーなサービスとなってきており、

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - Checkr(Background Check)

欧米のHRTechサービスを研究し、日本での可能性についても示唆を得ようという本企画。これからも書き続けたいという思いでマガジン化してみましたのでこちらもよろしければご登録ください。 第二回はバックグラウンドチェックサービスのCheckrを。バックグラウンドチェックは採用しようとしている候補者の犯罪歴・支払い能力等の確認を通じて信頼を担保しようという取り組みです。 ※調達リリースが出ていたので加筆修正を加えました。(2021/09/01 14:56) <想定している読者

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - Beamery(Talent Operating System)

個人的に記事を流し読むだけになっていた海外のHRTechサービスについてブログで書き綴っていこうと思います。海外サービスと日本のサービスの差分を明確に理解していくこと、そして逆にそこからアイデア・着想を得て日本でも同様のサービスが生まれたらいいなと思っています。第一回はいわゆるタレントプールであり、直近コロナ禍で爆伸びしていると言われる、ロンドンをベースに世界展開するBeameryを。 ※文中に出てくる潜在候補者とは、喫緊転職を検討しているわけではないが、当該企業にとっては将